2018.11.05

トピックス

全日本学生セパタクロー選手権大会で優勝

10月27~28日にアスカル幸手メインアリーナ(埼玉県幸手市)で行われた「第26回全日本学生セパタクロー選手権大会」男子Divisionで、亜細亜大学Aチームが優勝しました。メンバーは増田稜君(経営4)、前川貴洋君(経営3)、小谷駿太君(経済3)です。

「1セット目は圧勝できるのに、2セット目では相手のペースに飲まれてしまうのがこのチームの特徴です」と苦笑しながら語るのは前川君。その言葉の通り、決勝トーナメントの全試合、順調に勝利できる1セット目とは裏腹に、2セット目ではタイブレークまでもつれ込む試合もあり、思うようなプレーが出来なかったといいます。

それでも根気強く決勝まで進み、北海道大学のTAK-TAK Aチームと対戦。1セット目は快勝したが、迎えた2セット目は前試合までと同じく、劣勢に立たされていました。失セットのピンチを迎えた後半、増田君のサーブが連続で成功。その後前川君がアタックを決め逆転優勝しました。

△(左から)前川君、増田君、小谷君

決勝まで勝ち進むのは初めてだったという小谷君と前川君。「苦戦を強いられた場面で、増田さんが声掛けしチームを鼓舞してくれたお陰で、メンタルを持ち直すことができました」と、先輩に励まされたことが勝利の一因となったと振り返ります。

怪我からの復帰戦だった前川君は「メンタル面を強化し、圧倒的な技術を身につけて、部を引っ張っていける存在になりたい」と今後の目標を語りました。小谷君は国際大会「ISTAF WORLD CUP 2018」(11月12日(月)~19日(月)、中国内モンゴル自治区フルンボイル市)に出場することについて触れ、「初めて日本代表に選出していただいたので、そこで経験を積み、少しでもステップアップしたい」と意気込みました。

また増田君は、今大会で3大会連続の最優秀選手賞を受賞しました。増田君は、12月22日(土)~23日(日)に行われる「第29回 全日本セパタクロー選手権大会」(会場:駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場)を最後に引退します。部の今後について「去年は、4年ぶりの大会優勝に貢献することができました。自分が築いてきたものを後輩に守っていってほしいし、亜大は強くなったな、と思われるように、残りの期間後輩を全力でサポートしていきたい」と語りました。

なお、セパタクロー部は5月に行われた「第23回 全日本学生セパタクローオープン選手権大会」でも優勝しており、今年度、国内2つの学生大会で2冠を達成しました。今後の活躍も大いに期待です。