2019.10.31

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学生大会で優勝と3位!

10月14日に開催された「第27回全日本学生セパタクローオープン選手権大会」(会場=桶川サンアリーナ)で、本学セパタクロー部の男子Aチームが優勝、男子Bチームと女子aチームが3位に入賞しました。

圧倒的な強さとチームワーク力で優勝!―男子Aチーム

△(左から)前川君、小川君、小谷君

男子Aチームのメンバーは、小谷駿太君(経済4)、前川貴洋君(経営4)、小川陸君(国際4)。この3人でチームを組むのは2年生の春に出場した大会以来。当時の大会でも優勝を果たしていました。

今大会は台風19号の影響で1日のみの開催となったため、準々決勝まで1セットマッチの試合となりました*1。「1セットマッチだと番狂わせが起きやすい。優勝しなければというプレッシャーと、いつもと違うルールという緊張感がありました」と小谷君。予選第1試合対RAPORA Dチーム*2戦では試合序盤にリードを許してしまったものの、集中力と冷静さで徐々にいつも通りのパフォーマンスができるようになったと言います。

その後も順調に勝ち進み、決勝トーナメント第2試合で亜大Cチーム、第3試合で亜大Bチームと対戦しました。身内同士での戦いは、「今大会で1番気持ちが引き締まった。余裕がなかった」と3人は振り返ります。対Cチーム戦の序盤まではリードを許し4点差まで広げられるも、小川君のサーブの連続成功や、小谷君の安定したレシーブと相手の意表を突いたアタックが決まり、勝利。対Bチーム戦では前川君のアタック技術が活き、チームは決勝戦へ進みました。

△次回は学生生活最後の大会。活躍に期待!

決勝戦は尾道Aチーム*3と対戦。両チーム共に1セットずつ取り合い、迎えた3セット目。序盤は壮絶なラリー戦で競り合うも、中盤で点を取られ、16‐19まで追い詰められます。後のない状況でしたが、小川君が冷静にサーブを決め、前川君の高い位置からのアタック、小谷君の的確なレシーブで5点連続で点数を決め、見事優勝しました。

試合を振り返って、小川君は「メンバーを信頼していたので、攻めのサーブをすることができました。ベストパフォーマンスを出せたと思います」、今大会でトサー*4ポジションの最優秀選手に選ばれた小谷君は「今までの経験と自信があったので、一喜一憂せずプレーに集中できました。チームの結束力の強さによって、メンタル的に難しい試合を乗り越えられました」と語りました。

4年生の3人にとっては、12月の「第30回 全日本セパタクローオープン選手権大会」(大会詳細はページ下部に記載)が学生生活最後の試合になります。前川君は「社会人の強豪チームも出場するこの大会で、去年は3位に入賞することができました。残りの期間練習を重ね、集大成として悔いのない試合をし、今年もメダルを目指します」と意気込みました。


*1 当初は10月13日~14日の二日間開催の予定であった。通常、2セット(1セット21点)マッチ勝敗を争うが、今大会のみ準々決勝まで1セットマッチの試合となった。
*2 北海道大学のセパタクローチーム。
*3 広島県のセパタクローチーム。
*4 アタックを打つためのトスをあげる役割の人。

 

強豪相手に勝利し3位入賞!―男子Bチーム

△(左から)福元君、丸山君、山下君

男子Bチームのメンバーは、福元郁弥君(国際4)、丸山恭太君(都市4)、山下友喜君(国際4)。

予選の対日体大Cチーム戦、関外大Bチーム戦はどちらも序盤に大きくリードを許してしまう苦しい展開に。「雰囲気を保つように心がけました」と丸山君。積極的に声を出すことで相手チームにプレッシャーをかけ、粘り勝ちで予選を通過しました。

決勝第1試合はRAPORA Dチームと対戦し勝利。山下君は「試合に臨む前に、序盤に後手を踏む流れを改善しようと話し合いました。チーム内のミスを減らすことで予選よりも良い試合をすることができました」と振り返ります。

第2試合の相手は日体大Bチーム。日本代表や育成選手に選出されているメンバーが所属する今大会優勝候補のチームでしたが、「勝ったらメダル獲得!」を糧に気合で挑んだといいます。チームは福元君の正確なアタックとブロックで勢いに乗り始めました。自分たちのサーブで点数を確実に取っていく作戦が功を奏したこと、レシーブでミスを出さなかったことで、強豪相手に打ち勝ちました。

△このメンバーでチームを組むのは今大会が初めて

チームは対亜大Aチーム戦であえなく敗戦を喫しましたが、3位入賞で銅メダルを獲得しました。

試合を振り返って福元君は「予選はスタートダッシュがうまくいかず、危なっかし試合が続いていたので、初めから良いパフォーマンスができていたら、と後悔があります。それでもみんなで勝ちたいという気持ちで徐々に調子を上げてメダルを獲得できたことは本当にうれしかったです」。

今後に向けて、山下君は「最後の学生大会でメダルを獲得するという目標を達成することができました。ただ、対亜大Aチーム戦で課題も見つかったので、トスの質を上げていき、12月の大会(詳細はページ下部に記載)では悔いのない試合をしたいです」、丸山君は「集大成として最高のパフォーマンスを出せるようにしたい。また、引退までの残りの期間、プレー面などで伝えられることを後輩に引き継いでいきたい」と語りました。

2大会連続でメダル獲得!―女子aチーム

△(左から)篠嵜さん、青山さん、一之瀬さん

女子aチームのメンバーは青山千尋さん(経営4)、一之瀬愛理さん(経済3)、篠嵜梨花さん(国際3)。今年5月に行われた同大会でも3位入賞を果たしているチームです。

予選第1試合は日体大cチームと対戦。試合中盤で6点差まで広げられるも「3人で良い雰囲気を保とうと、積極的に声を出しました」と振り返ります。デュースに持ち込み、22-20で勝利しました。

続くTAK-TAK aチーム戦、日体大fチーム戦に勝利し、1位通過で決勝に進みました。

決勝第1試合の相手は日体大dチーム。「粘り強い相手と認識していたので、特に気持ちを集中させて挑みました」と青山さん。メンバーそれぞれ1本1本丁寧に得点を決めていき、メダル圏内に食い込みました。
 

△メダルを獲得してメンバーへの感謝の気持ちでいっぱいになった

準決勝は今大会優勝した日体大aチームと対戦。さまざまな大会で優勝しているチームを相手に苦手意識が働いてしまい、敗戦してしまいましたが、日体大cチームと同率で3位となり銅メダルを獲得しました。

試合を通して青山さんは「4年生の自分にとって最後の学生大会であった今大会では、メダルの獲得を目標にしていました。サーブで点をとることができ、自分の力を試合で発揮することができました。とても満足しています」。

今後について、一之瀬さんは「ネット下にボールを落とされたときの対応力を磨きたい」、篠嵜さんは「アタックの強弱がメンタルによって変わってしまうことが多いので、いつでも強いアタックを打てるようになりたい」と次の試合に向けての課題を挙げてくれました。

今後の試合について

今後、セパタクロー部が出場する試合は次のとおり。

【第30回 全日本セパタクローオープン選手権大会】
日付:12月28日(土)~29日(日)
会場:駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場

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