
オープンキャンパスで出会った先輩たちに感銘を受け、ホスピタリティ・マネジメント学科、そしてホテルやブライダル業界に興味を持った小山さん。授業やゼミは勿論、オープンキャンパスのキャンパスコンシェルジュなど、さまざまなことに挑戦しています。入学と同時に始めた結婚式場のアルバイトでも、人とのコミュニケーションやホスピタリティの大切さを実感する日々です。
両親に亜細亜大学を薦められ、母に誘われてオープンキャンパスに来たのがきっかけです。話しかけてくれたキャンパスコンシェルジュの学生がホスピタリティ・マネジメント学科の先輩で、「すごくいい人たちだな」と。その後、何度もオープンキャンパスに足を運んだのですが、どの学生さんと話しても良い印象で、そのたびに私も母も驚くほどでした。「こういう先輩たちと一緒に学びたい!」と思って決めました。
オープンキャンパスでホスピタリティ・マネジメント学科の話を聞いているうちに、ブライダル業界の仕事に興味を持った小山さん。入学してすぐに、結婚式場でアルバイトを始めます。
「ブライダル業界でのアルバイトも大きな学びの場です。ホスピタリティ・マネジメント学科で学んだことと、バイト先での現場の経験が、とても強く結びつきながら、自分の糧になっていると思います。現場では、ベストな距離感でお客様とコミュニケーションをとることは難しいですが、幸せの瞬間に寄り添ってお手伝いできるこの仕事は、とてもやりがいがあります。素敵な仕事だと感じています」
また、1年の最初に受講する「インタビュー実践」では、宴会や婚礼などを担当されているホテル勤務の営業部長に話を聞きに行きました。
「『一つ一つのことをおろそかにせず、当たり前のことをきちんとできるようにしていくことが、将来の自分の夢につながる』という基本的な心構えの話から、『先輩から教わったことを次の日には絶対できるようにするために、誰よりも早く行って準備するクセをつける。そして、常に新しいことを教えてもらえる状況を自分で作り出していく』といった実践的なお話まで、現場を長く経験されている方ならではのさまざまなお話を伺いました。夢に向かってさらに頑張ろうという前向きな気持ちになりました」
2年生になった小山さんは、入学の決め手となったオープンキャンパスのキャンパスコンシェルジュに加わりました。
「以前、自分がオープンキャンパスを訪れた際は、先輩たちにアドバイスや応援の言葉をかけていただいたりして、本当にお世話になりました。入学したら先輩のようなキャンパスコンシェルジュになりたいと思っていました。ご案内した高校生には、その子に合ったサポートをしてあげようと心がけています。私の話をきっかけに入学してくれるかもしれないので責任は重大ですが、やりがいもあります」
先輩たちの姿を見て、入学したらやりたいと思っていたことはもう一つありました。ホスピタリティ・マネジメント学科の有志学生が集まって模擬結婚式を行う、HBP(ハッピー・ブライダル・プロデュース)です。それが2年生の夏に実現しました。
「オープンキャンパスの一環として、ホスピタリティ・マネジメント学科に来たら、こんなことができるよ!というのを高校生たちに伝えることに重きを置きました。準備中は意見の衝突もありましたが、それはみんなが本気だからこそ。お互いのことを考え、支え合える仲間と一緒にできて、本当にいい経験になりました」
2年の後期からのゼミでは「ホテル」をテーマにしたものを選択しました。 「先生が、ホテルマンとして働いた経験がある方なので具体的なお話を聞くことができます。 話し合いを通してホテルの中で起こるいろいろな問題に目を向けることができ、勉強になっています」
3年の4月から12月までは、都内の「ビジネスホテルのコンセプトルームを提案する」というプロジェクトに取り組んでいました。ゼミの中で3チームに分かれてのグループワークです。
「私たちのチームは、立地や客層を考えて、訪日外国人をターゲットにし、心地よい宿泊環境を提供するプランを考えました。実際にホテルの方を前に、全てのチームがプレゼンテーションを行いました。結果は残念ながら1位にはなれなかったのですが、ホテルの方には、『増加する外国人客への対応に踏み出さなければいけないということを改めて考えさせられた』と評価をいただけましたし、チームのみんなと連携を取り、さまざまな視点から考えて取り組むことを学ぶことができました」
専門的な授業のほかにも、スポーツや文学など、幅広い分野を学ぶことができる「全学共通科目」も亜細亜大学の魅力の一つです。多彩な授業がある中で、特に小山さんの印象に残っているのは「手話入門」。学科の先輩から薦められた授業でした。
「『手話ができるようになってほしい』という先生の思いはもちろんですが、それよりも、『ろうの人たちと一緒に生きていける社会を作ってほしい』、『そういう気持ちをこの授業を受けることで持ってほしい』、と先生がおっしゃっていたのが心に残っています」
手話のことだけでなく、先生の言葉は、生き方にも影響を与えるような、心に響くものが多いといいます。
「わからないことを恥ずかしいと思わなくていい、という話をしてくれた時、自分が忘れかけていたことだ、と気づかされました。それから、ダメでもいいからチャレンジしてみよう、ということも。どこにでもチャンスはたくさんあるけれど、成功する人はそれを大事にしてつかむ人だ、とよく言ってくださいます。先生の言葉に勇気づけられ、頑張ろうという思いが自然と生まれてきます」
就職活動では、やはりブライダル業界を目指したいと思っています。でも、どんな場所であろうと、自分を取り巻く環境を楽しいものにしたい!そこにはやはり人間関係が影響してくるものです。まわりの人を大切にしながら、自分なりのやりがいを見つけていきたいと思います。
まずはオープンキャンパスに来てください! 特にキャンパスコンシェルジュの学生たちは、オープンキャンパスにかける思いが熱い人たちばかり。毎回、「絶対に今日も満足して帰ってもらおうね、みんなに楽しかったって言ってもらおう」と言い合いながら当日に臨んでいます。ぜひ一度遊びに来て、学生の声を聞いてみませんか。亜細亜大学のことをじっくり知ることができる、とても良いチャンスです!