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国際関係学部 多文化コミュニケーション学科 4年 笹川 楓子(2013年度入学)

「知りたい」気持ちが原点さまざまな人たちとの出会いで広がった国際交流と障がい者福祉の世界。 「知りたい」気持ちが原点さまざまな人たちとの出会いで広がった国際交流と障がい者福祉の世界。

高校時代から留学志向の強かった笹川さんですが、大学での手話学習や聴覚が不自由な学生のサポートを通して、新たなコミュニケーションの道が見えてきました。 高校時代から留学志向の強かった笹川さんですが、大学での手話学習や聴覚が不自由な学生のサポートを通して、新たなコミュニケーションの道が見えてきました。

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What made you choose your major? What made you choose your major?

多文化コミュニケーション学科を選んだワケ 多文化コミュニケーション学科を選んだワケ

まず、多文化コミュニケーションという珍しい学科名に惹かれました。高校時代は国際人文科に在籍し、短期留学も経験。受け入れ先のホストファミリーがスペイン系だったため、スペイン語にも興味を持ちました。亜細亜大学を選んだのは、英語とスペイン語の両方が学べるということも大きかったです。

青木さんの亜大ハイライト 笹川さんの亜大ハイライト

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1年 How was your 1st Year? How was your 1st Year?

個性的なカリキュラムで学ぶ楽しさ 個性的なカリキュラムで学ぶ楽しさ

中学までは内向的だったという笹川さんですが、お姉さんの影響などもあり、高校は公立の国際人文科へ進学。ここで情熱を持って英語を教えてくれる先生方や切磋琢磨できるクラスメイトたちと出会い、「人と関わっていきたい」という強い想いを抱きます。

入学してすぐに、新入生オリエンテーションの「出会いの広場」に参加し、先輩方から丁寧に大学生活について教わったり、友人ができたことで順調なスタートを切ることができました。多彩な講義の数々も魅力的だったそうです。

「週5日行われる『フレッシュマン・イングリッシュ』では、ネイティブの先生が実用的な英語を教えてくれ、クラスも少人数で固定されていましたから、毎回友達に会えることもうれしかったです。また、2年次で受講した『宗教学』は人気の講義で、金曜日の1時限にもかかわらず大教室が学生で溢れていました。もともと宗教は関心のある分野でしたが、この講義では身近な物事を題材にしているため、わかりやすく興味深かったです。3年次に履修した『文章表現』の講義では、微妙なニュアンスで変わる文章の表現方法について学びました」。

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2年 How was your 2nd Year? How was your 2nd Year?

ホストマザーとの出会いは、人生の宝物 ホストマザーとの出会いは、人生の宝物

笹川さんは亜細亜大学アメリカプログラム(AUAP)を利用し、カリフォルニア州のサンディエゴ州立大学へ5ヶ月間留学しました。留学先の決め手はホームステイができること。高校時代の2度の短期留学ではホストファミリーとうまくコミュニケーションが取れず悔しい思いをしたため、今回は絶対に仲良くなろうと心に決めていました。

「学校から帰ると、毎日ホストマザーとスーパーに行って料理を作りました。ジャグジーに一緒に入りながら学校の話を聞いてもらったり、逆にママの愚痴を聞いたり。言葉が拙くても、理解しようと待ってくれる優しさはもちろん、何より私を家族として受け入れてくれたことが嬉しかったです。今でも毎週連絡を取り合っていますよ。ママに出会えたことに感謝しています。AUAPに参加して本当によかったです!」。

大学での講義も趣向が凝らされ、「とにかく楽しかった」と語る笹川さん。イタリア、トルコ、中国、台湾など、世界各地からやってきたクラスメイトたちは個性もさまざま。「英語だけではなく、多様な文化にも触れられる刺激的な環境でした」。

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3年 How was your 3rd Year? How was your 3rd Year?

手話から始まった活動で他大学との交流も 手話から始まった活動で他大学との交流も

聴覚が不自由な女子大生と聴者の男子学生との恋模様を描いたテレビドラマの大ファンだったこともあり、笹川さんは所属学科に関わらず自由な科目選択が可能な全学共通科目の「手話入門」を受講。現在では、聴覚が不自由な友達と手話で日常会話を楽しめるほどに。

「手話に関しては、特に努力して上達したという意識はありません。仲良くなった聴覚が不自由な友達と『もっと話したい』という想いが先にありました。話したいと思える魅力的な周囲の人たちのおかげで上達できたのだと思います」。

笹川さんは学内だけではなく、東京大学や立教大学といった他大学にも出かけ、大学独自の取り組みなどの調査も行っています。全国の大学が集い情報交換をする「日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム」に亜細亜大学の代表として参加し、自校のさまざまな取り組みについて発表しました。また、大学側にも他大学の取り組みなどをまとめ、提言を行っています。

笹川さん自身も聴覚が不自由な学生を講義中サポートするノートテイカーとして、1年次からボランティアを続けてきました。

「ノートテイカーは自分の講義の空き時間を使って、聴覚が不自由な学生のサポートを1人につき2人がかりで行います。先生が話している内容を交代で書き続けますから、手も痛くなるし、集中力も必要です。亜細亜大学では完全ボランティアということもあり、なかなか人材確保が難しいという側面があるんです。サポートを受ける側もする側も、お互いにとってよりよい制度になっていくことを願っています」。

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4年 How was your 4th Year? How was your 4th Year?

国際関係だけではない多文化コミュニケーション 国際関係だけではない多文化コミュニケーション

笹川さんは中東地域の研究を専門とするゼミに在籍。ゼミの選択にも「(人や文化を)知りたい」という想いが根底にありました。日本から遠く離れ、宗教観も男女の考え方もまったく異なるアラブ世界ですが、知らないことで生まれる誤解や恐れを持ちたくなかったと笹川さんは語ります。

「卒業論文は『アラブ地域における障がい者観』です。レバノンとヨルダンを取り上げ、その地域における障がい者に対する捉え方をテーマにしました。イスラム教の教えには弱者救済の精神がありますが、基本的に施しを与えるという姿勢ですので、障がい者の人権などについては未発達な部分があります。障がい者観は倫理的なものですから、極論を言えば人それぞれ。結論を出すことがなかなか難しいテーマを選んでしまいました(笑)」。

さまざまな経験を経て、現在、笹川さんの関心は国際関係ではなく障がい者福祉へと向かっています。しかし、「この人のことが知りたい」「人と関わりたい」という想いは、相手が外国人であれ、障がい者であれ変わりません。笹川さんは、コミュニケーションの新たな可能性を開拓しようとしています。

pictureINTERVIEW
INTERVIEW
  • Q1

    今後の目標や計画はありますか? 今後の目標や
    計画はありますか?

    働きながら通信教育で社会福祉士の資格を取ろうと考えています。「手話入門」で学び、ノートテイクをしていくうちに、社会福祉士として、人と人をつなげる場づくり、地域づくりに関わりたいと思うようになりました。もちろん英語の勉強も継続していきたいと思っていますし、将来的には、ホストマザーのように留学生を受け入れられるようになりたいです。

  • Q1

    受験生へのメッセージをお願いします! 受験生へのメッセージを
    お願いします!

    自分の行動次第で、可能性は無限に広がります。亜細亜大学には、学生の興味、関心を広げ、深めることができる環境がそろっています。学生ときちんと向き合ってくれるよい先生もたくさんおられ、特に多文化コミュニケーション学科には個性的な先生がそろっています。大学生の中には、楽に単位が取れる授業、いわゆる“ラクタン”をとろうとする学生がいるようですが、楽な単位ではなく、楽しいほうの“楽単”を自分で探していけば、大学生活も自ずと楽しくなりますよ。

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