法学部

2022年1月取材

地道な努力を重ねて、憧れの公務員に。
「この街に住みたい」と思ってもらえるような街づくりを目指しています。

地道な努力を重ねて、
憧れの公務員に。
「この街に住みたい」と思ってもらえるような
街づくりを目指しています。

飯能市役所

下田智史

法学部 法律学科 2018年度3月卒業

高校時代、公務員として市民のために働く父の仕事に誇りを持った下田智史さん。「みんなの役に立つ公務員」を目指して、公務員コースのある法律学科に進学しました。卒業後、飯能市役所に勤務して4年目を迎えた下田さんに、大学生活や公務員への道のり、そして現在の職務について話を聞きました。

法学部 法律学科を
選んだわけ

法律学科にある「公務員コース」は、国家・地方公務員試験科目に対応した科目が充実しているだけでなく、実務経験のある教員の下で実践力を磨ける点でサポート体制が充実していると思いました。また、学生一人ひとりの「個」を大切にする大学の特色にも惹かれ、入学を決めました。

下田さんの亜大ハイライト

  1. 「自助協力」の精神と出会う
  2. 法律の奥深さを楽しみつつ、部活動にも専念。文武両道の学生生活を満喫
  3. まちを訪ねて将来を考える
  4. ながく愛され、住み続けられる街づくりを目指して

「自助協力」の精神と出会う

What experiences helped you to grow?01

高校時代、大雪の影響で全ての交通機関が止まってしまった日のこと。公務員として働く父が歩いて出勤し、インフラの復旧に努める姿を目の当たりにした下田さん。これをきっかけに「市民のために役立つ仕事がしてみたい」という思いが芽生え、公務員を目指すようになりました。

進学を見据え、大学情報を調べていくうちに、亜細亜大学の法律学科に「公務員コース」があることを知り、興味を持つようになります。そこで実際に学園祭やオープンキャンパスの機会を利用して、亜細亜大学を訪れてみることにしました。

「通学ルートの確認も兼ねてイベントや行事に足を運びました。学園祭では、和気あいあいとしている雰囲気が印象的でした。特にオープンキャンパスでは、高校生を案内するキャンパスコンシェルジュの先輩方がとても親身に相談に乗ってくださり、入学を決めたきっかけの一つとなりました。また、日本のキャンパスにいながら多くの留学生と交流できる環境や、ひとつのキャンパスで異なる学部の学生が一緒に学んでいる雰囲気も魅力的でした」

下田さんは、亜細亜大学の建学精神「自助協力」にも共感を覚えたといいます。「自己研鑽にはげみ、自立した個人同士が協力し合うことで生み出される成果の大きさ、大切さを教えてもらった気がします。公務員を目指す者として響くものがあり、一丸となって受験生をサポートする先輩たちの姿を見て、この精神が息づいていることを感じました」

下田さんは亜細亜大学で4年間学ぶことを決め、2015年の春、法学部法律学科に入学しました。入学後すぐに行われる新入生研修「出会いの広場」でたくさんの友人や先生と出会い、留学生の友人もできたことで、下田さんのキャンパスライフは順調にスタートしました。

法律の奥深さを楽しみつつ、
部活動にも専念。文武両道の学生生活を満喫

What experiences helped you to grow?02

1年次に受講した「民法」の講義で下田さんは早々に法律の奥深さに触れます。

「法を学び、適切に扱えるようになるためには、条文を徹底的に読み解くことが重要だと学びました。様々な事象を論理的に捉え、法的に解釈する力を1年次から鍛えられたことで、何気ない日常を深く見つめることができるようになり、法律が一気に好きになりました」

市役所の仕事も法律や条例に基づいて行われています。大学時代に学んだ知識や身につけた思考力が生かされていることを実感する日々だそうです。

また、必修科目である全学共通科目の「基礎数理」も公務員試験に直結する内容で、試験対策としても役立ったといいます。

「基礎数理は公務員試験の出題項目です。1年次から学習できたことで早めの公務員試験対策にもなりました。基礎から丁寧に学べたので、数理に対して苦手意識を持つことなく理解を深められました」

2年次には水泳部に入部した下田さん。小学校時代にやっていた水泳に対して「やり残した」という思いがあり、大学での再チャレンジを決意したそうです。

「ブランクがあったにもかかわらず、先輩方が入部を歓迎してくださって嬉しかったですね。活動がない日には家の近所のプールで自主的にトレーニングをして、他の部員に追いつけるよう努力しました。つらくてやめようかと思った時もありました。しかし、途中で投げ出すことなく練習に臨み続けた結果、3年次には主将に任命されるまで成長することができました。他大学と合同で行われる大会の運営も経験し、最後まで精力的に活動しました」

学科の予習復習もスキマ時間も有効活用して真剣に取り組みました。地道な努力を積み重ねることで着実な成果を得る――。この成功体験が、現在の仕事のやり方に良い影響を及ぼしたと下田さんは教えてくれました。

まちを訪ねて将来を考える

What experiences helped you to grow?03

同じく2年次から公務員講座を受講しはじめ、キャリアセンター主催のイベントにも積極的に参加するようになった下田さん。公務員として働く卒業生からのアドバイスで、順調に就職活動をスタートできたといいます。

「先輩から『面接でしっかりと自分らしさを出すには場数を踏むこと』だとアドバイスをもらい、キャリアセンターで何度も面接練習、エントリーシートの添削をお願いしました。また、少しでも興味があれば採用試験の面接を躊躇せずに受けるなど、やれることはなんでも積極的に取り組むようにしました。その甲斐あって、徐々に仕事への自分の考えや思いを明確に伝えられるようになり、飯能市役所から内定をいただくことができました」

第1志望への第一歩である公務員試験には、必ずその街を実際に歩いてから臨むようにしていたという下田さん。街の様子や雰囲気を、肌で感じることにこだわっていたそうです。

「公務員試験では、『なぜこの自治体で働きたいと思ったのか』を明確に伝えることが肝心だと思います。自力では得られない情報を得るために説明会に参加することはもちろん、自分なりにその自治体がもつ魅力や特色を見つけるため、実際に足を運んで街を見つめる時間を持つようにしました」

下田さんは、子どもの頃から街に魅力を感じていた飯能市役所へ就職することになりました。

ながく愛され、
住み続けられる街づくりを目指して

What experiences helped you to grow?04

現在、下田さんは飯能市役所で水道整備の業務に従事しています。主に水道管布設工事の発注業務、工事監督員として関係者と協議し、工事に関する施工管理を行う職務です。

「今まで一度も経験したことのない『土木』という分野において、工事の設計図書作成業務に携わっています。市役所職員でなければ経験できない仕事として日々やりがいを感じています。入庁したばかりの頃は、完璧を追求しすぎて時間・業務管理に苦労しました。このままではダメだと、自分で調べたり取り組んだりしても解決できない時には、早めに上司に相談するよう意識を切り替えることにしました。困った時は素直に周りに助けを求める――大学時代の部活動やゼミでの経験が活かされたと実感しています」

市職員として、さまざまな部署で業務を担うことになる下田さんに公務員の働き方について聞いてみました。

「他の部署に異動すると、まるで違う企業に転職したように職務内容が変わることがあります。いろいろな職務を経験することができるのは、公務員の面白いところかもしれません。

Q今後の目標を教えてください。

市民から感謝されるような仕事、この街に住んでいて良かったなと思われるような仕事をこれからもしていきたいです。多くの地方自治体で人口減少が深刻化しているのはご存知のとおりです。出生率の向上のためにも子育てしやすい環境づくりの整備は急務だと感じています。子どもたちが育った後も、この街に住み続けたいと思えるような魅力的な街づくりに、これからも携わっていきたいです。

Q受験生へのメッセージを
お願いします。

亜細亜大学には、就職活動を支援するキャリアセンターや豊富な資料が揃う図書館があり、とても恵まれた環境の下で大学生活を送ることができます。また先生や大学職員の方々との近い距離感も魅力の一つです。分からないことは積極的に先生や大学職員の方々に尋ねてみてください。いろいろなことに目を向け、視野を広げていきながら充実した4年間を送ってほしいと思います。公務員を目指す方には、特に早めの準備をお勧めします。試験対策や面接練習など、自分の将来を見据えてコツコツ努力することが大切です。まずは、自分の興味のあること、好きなことを見つけてください。そして大学生活を楽しみながら、自分の夢や目標に向かって頑張ってください! 応援しています!